C20H16N2O4(348.36).ニッサ科喜樹Camptotheca acuminataやアカネ科Rubiaceae,キョウチクトウ科Apocynaceaeなどの植物に含まれるアルカロイド.淡黄色の針状晶.分解点264~267 ℃.
+31°(クロロホルム).RNAやDNA合成を阻害し,実験動物では強い抗がん性を示す.中国では胃腸がんの臨床に使われていた.また,植物の成長抑制作用や昆虫の化学的不妊性をも示す.毒性が強いので,臨床利用は制限されている.[CAS 7689-03-4]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...