最新 地学事典 「カーボナタイト鉱床」の解説
カーボナタイトこうしょう
カーボナタイト鉱床
carbonatite deposit
カーボナタイトにはNb・Zr・希土類・Ta・Th・Ba・Srなどの元素が濃集して鉱床を形成することがあり,これらの元素の重要な供給源となる。またりん灰石・金雲母・ひる石・磁鉄鉱・黄銅鉱・斑銅鉱などの鉱床となることがある。資源的に重要なものはREE鉱物のバストネ石(カリフォルニアのMountain Pass),Nbのパイロクロア(カナダOka), Zrのバッデレイ石(ブラジルのJacupiranga),りん灰石・ひる石・黄銅鉱(南アのPalabora)など。中国の白雲鄂博(Baiyun Obo)鉱床は成因に諸説あるが,ある種のカーボナタイト鉱床とみられ,バストネ石・モナズ石を主とするREEの巨大鉱床。
執筆者:立見 辰雄・島崎 英彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

