カーリンポン(その他表記)Kālimpong

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カーリンポン」の意味・わかりやすい解説

カーリンポン
Kālimpong

インド北東部,ウェストベンガル州北端の町。避暑地。デオロ丘陵とドゥルビンダンナ丘陵の間の,標高 1200mの鞍部に位置。 15km西方のダージリンとは,ティスタ川上流部を渡る道路によって結ばれている。シッキム州を経て中国チベットにいたるラバによる交易路の要地で,粗毛の取引が盛んであったが,1962年の中印国境紛争以来,国境は閉鎖されている。人口4万 845 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む