ガイロル石(読み)ガイロルせき

最新 地学事典 「ガイロル石」の解説

ガイロルせき
ガイロル石

gyrolite

化学組成(NaCa2)Ca14(Si23Al)O60(OH)6・(14+x)H2Oの鉱物。放射石,ジャイロライトとも。三斜晶系(擬六方),空間群,格子定数a0.974nm, b0.974, c2.240, α95.7°, β91.5°, γ120.0°,単位格子中1分子含む。無~白色,真珠光沢。硬度3.5,劈開{001}に完全,比重2.40。光学的にほとんど一軸性負,屈折率α1.536, β1.540, γ1.540。玄武岩・粗粒玄武岩などの空隙中に沸石・魚眼石などと葉片状あるいは球顆状集合をなして産する。沸石のチャネル構造と粘土鉱物の層状構造を合わせもつ特異な結晶構造をとる。語源はギリシア語の「丸い」を意味する。

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