ガウリサンカール(その他表記)Gaurisankar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガウリサンカール」の意味・わかりやすい解説

ガウリサンカール
Gaurisankar

ヒマラヤ山脈中部,クーンブヒマール (エベレスト山群) の西方にあるロルワーリンヒマールの高峰。北峰 (7146m) と南峰 (7010m) をもつ。ネパールと中国チベット (西蔵) 自治区との国境稜線上に位置し,地図上では北峰は中国領となる。岩壁が切立った峰で,ロルワーリン谷のシェルパは南峰をチョモツェリン Ch omo Tseringma (長寿女神) と呼んでいる。 1965年から登山禁止が続いていたが,79年に解禁され,その年の春にはアメリカ=ネパール合同隊が北峰を,秋にはイギリス隊が南峰を初登頂した。

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百科事典マイペディア 「ガウリサンカール」の意味・わかりやすい解説

ガウリサンカール[山]【ガウリサンカール】

ネパール,中国国境のヒマラヤ山脈東部の高峰。チョモランマの西方55km。標高7146m。1855年以降20年近く,世界最高峰と信じられていた。名はネパール語で〈世界最高峰〉の意。1951年英国隊がイェティ雪男)の足跡発見

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