ガス入り光電管(読み)ガスいりこうでんかん(その他表記)gas-filled phototube

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガス入り光電管」の意味・わかりやすい解説

ガス入り光電管
ガスいりこうでんかん
gas-filled phototube

光電管内にヘリウムアルゴンなどの不活性ガス低圧 (0.1~1トル) に封じ込めたものをガス入り光電管という。光電陰極から放出された電子は走行中に管内のガス分子と衝突して分子をイオン化する。イオン化によって生じた電子とイオンがさらに他の分子と衝突してイオン化を繰返すことによって電流増幅が行われる。真空光電管の5~10倍の感度があるが,イオンを利用しているため使用できる周波数の上限が比較的低く,数百 Hz以上では応答しにくくなる。また陽極電圧が高すぎるとガスが放電を開始するため,用いる電圧に注意を要する。トーキー録音の再生,光リレー,模写電送などに用いられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む