デジタル大辞泉
「増幅」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぞう‐ふく【増幅】
- 〘 名詞 〙
- ① 光、音響、電気信号などの振幅を増大させること。特に電気信号の微小な変化を、その変化に応じて大きな電流や電圧などの変化に変えること。
- [初出の実例]「送信装置に於ける電力増幅」(出典:電気工学ポケットブック(1928)〈電気学会編〉二二)
- 「愛宕山の演奏室のマイクロフォンの前に立って演奏すれば、これが有線で新郷の放送所に送られ、やがてここで増幅(ゾウフク)されて」(出典:新版大東京案内(1929)〈今和次郎〉動く東京)
- ② 物事の程度や範囲を大きくすること。
- [初出の実例]「康吉の健康な欲望は、〈略〉何倍にも楽しく増幅され」(出典:われら戦友たち(1973)〈柴田翔〉五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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増幅【ぞうふく】
光,音,電気等の入力エネルギーを,その特性を変えることなく大きな出力エネルギーとして送り出すこと。一般には電気信号の場合に多く用いられ,増幅器によって行われる。入力信号電圧を拡大して出力に大きな電圧を得ようとするものを電圧増幅といい,同様に電流増幅,電力増幅がある。入力電圧Vi,出力電圧Voとすると(Vo/Vi)を電圧増幅度(または電圧利得)といい,同様に電流での比を電流増幅度(電流利得),電力での比を電力増幅度(電力利得)という。
→関連項目アンプ|受信機|増幅回路
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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増幅
ぞうふく
amplification
入力信号の振幅変化を拡大し,それよりも大きいエネルギーの出力信号を得ること。そのための装置を増幅器という。入力,出力とも電圧,あるいは電流である場合を基本とし,出力と入力との比を増幅度 (利得) という。単位としてデシベルがよく用いられる。電気信号以外の光,音,力などの物理量に対しても同じように増幅が定義される。増幅はエネルギーの流れをコントロールすることによってなされるので,増幅器内部にエネルギー供給源となる素子を必要とする。トランジスタ,真空管などでは直流電源を適切に加える,すなわちバイアスをかけることで増幅動作を行う。またレーザーなどではポンピングによりエネルギーを供給する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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増幅
ゾウフク
amplification
電子回路では微弱な電流,電圧,あるいは電力を拡大することが必要であって,これを増幅とよぶ.増幅用の素子として用いられるものは,真空管,トランジスターなどの二端子素子,負性抵抗素子,周期的に変化するリアクタンスをもつ素子(パラメトリック増幅素子),などがある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の増幅の言及
【増幅器】より
…放送局から送られる電波は,ラジオでもテレビジョンでも,家庭のアンテナで受信したとき,きわめて微弱なものである。これをスピーカーやブラウン管からの音声や映像として楽しむためには増幅作用が必要である。デ・フォレストはプレートとフィラメントの間にグリッドを入れた三極真空管を発明し,アメリカのゼネラル・エレクトリックの研究所でグリッドを負電位,プレートを正電位にすると,わずかなグリッド電位の変化でプレート電位を大きく変化できることが見いだした。…
※「増幅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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