がちゃん‐こ
- 〘 名詞 〙
- ① ( はじく時のバネの音から ) 遊技の一つ。前面をガラス張りにして立てた箱の下の部分からバネ仕掛けで鋼鉄の小球をはじいて、きめられた穴に入れると当たりとなるもの。パチンコの戦前の称。
- [初出の実例]「日本のパチンコによく似たガチャンコというのが中国の名物だったが」(出典:赤い国の旅人(1955)〈火野葦平〉五月二日)
- ② ( 形動 ) 堅い物がぶつかったり、落ちたりするさま。
- [初出の実例]「そいつらが、大通りへ出たとたんたちまち車とがちゃんこよ」(出典:いつか汽笛を鳴らして(1972)〈畑山博〉二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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