普及版 字通 「ガ・ひさし」の読み・字形・画数・意味
7画
[字訓] ひさし
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(が)。〔説文〕九下に「廡なり」とあり、ひさしのある部分。廊屋。大屋に設けるものであるから、〔釈名、釈宮室〕に「大屋を廡と曰ふ」、〔広韻〕に「は廳なり」、また〔一切経音義、十四〕に「客堂をと曰ふ」とみえる。
[訓義]
1. ひさし。
2. ひさしのある堂屋。
3. ひさしをかける。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 イヘ・カドヤ
[語系]
ngea、廈heaは声義近く、には突出・反転の意を含む。
[熟語]
舎▶・廡▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報