20世紀西洋人名事典 「ガブリエルピエルネ」の解説
ガブリエル ピエルネ
Gabriel Pierné
1863.8.16 - 1937.7.17
フランスの作曲家,指揮者,オルガン奏者。
メス生まれ。
パリ音楽院でオルガン演奏、作曲などを学ぶ。1882年にローマ大賞を受賞し、1890〜98年は聖クロティルド教会オルガン奏者を務めた。1910〜34年はコンセール・コロンヌの指揮者として現代作曲家の作品を紹介した。自身の作品としては「少年十字軍」(’02年)、「ハープ小曲集」(03年)、「シダリーズと牧羊神」(’23年)などが日本では知られている。当時のフランス音楽をバランスよく取り入れた、軽快で、流暢な旋律を持つ作風が特徴である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報