最新 地学事典 「ガンデス・バソリス」の解説
ガンデス・バソリス
Gangdese batholith
チベット高原南部のヤールンツァンポ縫合帯北部に露出する,東西延長2,500km余りに及ぶ,花崗岩質バソリス。白亜紀と古第三紀の二つの時期の異なるマグマ活動によって形成され,始新世にインド大陸とユーラシア大陸が衝突する前後の火成活動場の変化を記録している。バソリス北部は白亜紀のSタイプ花崗岩が主体なのに対し,南部は白亜紀と古第三紀のIタイプ花崗岩が卓越する。
執筆者:谷 健一郎・高橋 正樹
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

