がんば料理(読み)がんばりょうり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「がんば料理」の意味・わかりやすい解説

がんば料理
がんばりょうり

長崎県島原地方フグを用いた郷土料理。この地方ではフグを「がんば」というが、これは昔、食べて中毒死するとがんば(棺箱)に入れられたことからきているという。フグの内臓を除き、よく水洗いして骨付きのままぶつ切りにし、大釜(がま)に湯を沸かしてその中に入れ、ふたたび沸騰したら火からおろして、がんばをざるに移し、冷水を注いで急速に冷やす。これを大皿に盛り、何人かでこれを囲み、ダイダイ酢に塩少々を加えたものをつけて食べる。このとき、銘々皿に種を抜いた梅干しを添えるのも風変わりである。

多田鉄之助

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む