最新 地学事典 「キバラン帯」の解説
キバランたい
キバラン帯
Kibaran Belt
アフリカ大陸の中心部ザイールに分布する先カンブリア界上部層のKibaran累層群からなる地帯。放射年代は14億~11億年前。下部のNzilo層群と上部のLubudi層群から構成。Nzilo層群は厚さ6,500~12,000mで,千枚岩・珪岩・火山岩からなり,Lubudi層群は厚さ3,000mで粘板岩・珪岩・石灰岩からなる。北方にのび,Burundian系と合流。Katanga系に不整合に覆われる。Kibaran系形成と同時期の造山運動をKibaran造山運動(輪廻,13億~11億年前)と呼び,アフリカ大陸の先カンブリア時代の四つの造山運動のうちの3番目。Kibaran造山帯のうちで褶曲と変成作用とが顕著な地帯は,ザイールのKibaran帯,東アフリカのBurundian帯・Karagwe-Ankolean帯・Ukingan帯・Konse帯,ザンビアのlrumide帯,南アフリカのNamaqualand-Natal帯などである。
執筆者:諏訪 兼位・星野 光雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

