普及版 字通 「キ・もとめる」の読み・字形・画数・意味
20画
[字訓] もとめる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(き)。金文に祈求・祈(きかい)の祈を・に作ることがあり、は軍礼として祈る意の字であろう。〔説文〕一下に「艸なり」とあり、(芹)と同声。〔荘子、斉物論〕に「生を(もと)む」、〔子、儒効〕に「天下に跨してむること無し」のように、求の意に用いる。
[訓義]
1. 草の名、とうき。
2. ・・祈と通じ、もとめる。
3. と通じ、くつばみ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 クツバミ・モトム
[語系]
・(祈)・giiは同声。金文に祈求の義に多くの字を用いており、のちの字をその義に用いる。
[熟語]
生▶・年▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報