キリストの幼時(読み)キリストノヨウジ

デジタル大辞泉 「キリストの幼時」の意味・読み・例文・類語

キリストのようじ〔‐のエウジ〕【キリストの幼時】

原題、〈フランスL'enfance du Christベルリオーズオラトリオ。全3部。1850年から1854年にかけて作曲。「マタイによる福音書」のヘロデ王による幼児虐殺聖家族エジプトへの逃避を描いたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「キリストの幼時」の解説

キリストの幼時

フランスの作曲家エクトール・ベルリオーズのオラトリオ(1850-1854)。原題《L'enfance du Christ》。ヘロデ王による幼児虐殺とキリストエジプト逃避を描いたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のキリストの幼時の言及

【ベルリオーズ】より

…この時期を通じて,彼はメンデルスゾーン,ワーグナー,マイヤベーア,リストらの友情と支援を得たのであった。作品としてはオラトリオ《ファウストの劫罰》(1846),同三部作《キリストの幼時》(1854),《テ・デウム》(1855)などが作曲されている。また,56年にはようやく学士院の会員に選出された。…

※「キリストの幼時」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」