キルコアン石(読み)キルコアンせき

最新 地学事典 「キルコアン石」の解説

キルコアンせき
キルコアン石

kilchoanite

化学組成Ca6(SiO4)(Si3O10)の鉱物直方晶系,空間群Ic2m, 格子定数a1.433nm, b0.5080, c2.2017, 単位格子中4分子含む。微細な粒状結晶の集合。無~白色,半透明,ガラス光沢劈開なし。硬度未決定,比重2.90~2.99。薄片では無色,屈折率α1.646, β1.648, γ1.650, 2V(-)45°~55°。ランキン石同質異像スカルン中でランキン石から後退作用によって形成。ランキン石・スパー石・ティレー石・珪灰石などを伴う。日本では岡山県高梁市備中町布賀のスパー石を主とするスカルンにランキン石と密接に共生して産出。名称は原産地スコットランドのKilchoanに由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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