法則の辞典 「キルシュマンの法則」の解説 キルシュマンの法則【Kirschmann's law】 色対比の諸特性についてKirschmannがまとめた以下の5か条をいう. (1) 誘導(背景)領域に対して検査領域が小さいほど色対比は大きい. (2) 色対比は両領域が離れていても生じるが,その距離が増大すると色対比は小さくなる. (3) 色対比は,明るさ対比が最小のときに最大となる. (4) 色対比の大きさは,誘導領域の面積が大きいほど顕著である. (5) 誘導領域の明るさ(輝度)が一定であれば,その飽和度が高いほど色対比は大きい. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報