キン・キ・あさ・よあけ

普及版 字通 「キン・キ・あさ・よあけ」の読み・字形・画数・意味


8画

[字音] キン・キ
[字訓] あさ・よあけ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は斤(きん)。〔説文〕七上に「旦、なり。日將(まさ)に出でんとするなり」とし、「讀みて希の(ごと)くす」という。〔礼記、文王世子〕に「天子、學をるときは、大に鼓して(め)す」とあり、朝礼を行うときであった。卜辞にはそのときを兮(けい)といい、昏と兮とを対文として用いている。

[訓義]
1. あさ、よあけ、ひので
2. あきらか。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 於保阿加止(おほあかとき)、、阿志太(あした) 〔字鏡集〕 ヒイヅ・アヒ(シ)タ・ヨシ・ヨロコブ・ミル

[語系]
xin、晞xiiは声義が近い。晞は〔詩、斉風、東方未明〕に「東方未だ晞(あ)けず」とあり、旦明よりもなお早いときをいう。

[熟語]

[下接語]
・昏・初・大・未

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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