ギエット邸(読み)ギエットテイ

デジタル大辞泉 「ギエット邸」の意味・読み・例文・類語

ギエット‐てい【ギエット邸】

Maison Guiette》ベルギー北部の都市アントウェルペンにある邸宅。1926年から1927年にかけて、ル=コルビュジェ設計によって建造3階建ての白い外観の住宅であり、1922年に構想した「シトロアン住宅」(フランスの大衆車シトロエンに由来)とよばれる安価で大量生産が可能な箱型住宅に近い。2016年に「ル=コルビュジェの建築作品」の7か国17施設の一つとして世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android