最新 地学事典 「ギスモンディ沸石」の解説
ギスモンディふっせき
ギスモンディ沸石
gismondine
化学組成Ca(Al2Si2O8)・4H2Oの鉱物。沸石の一種。水灰長石とも。単斜晶系,空間群P21/c, 格子定数a1.002nm, b1.063, c9.83, β92°25′,単位格子中4分子含む。無色・白・青白・帯灰・帯紅色など。(100)と(001)で双晶した擬正方両錐体。劈開{101}明瞭,硬度4.5, 比重2.27。薄片では無色,光軸面⊥(010),2V(-)86°, 屈折率α1.532, β1.540, γ1.544。膨張しながら溶融。塩酸でゼラチン化。火山岩その他の岩石の空洞中に,しばしば十字沸石とともに産する。名称はこの鉱物を調べたC.G.Gismondiにちなむ。
執筆者:青木 義和・中牟田 義博
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

