ギムノディニウム(その他表記)Gymnodinium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ギムノディニウム」の意味・わかりやすい解説

ギムノディニウム
Gymnodinium

渦鞭毛藻類の1属。単細胞,亜球形あるいは楕円体,1本は縦に後方に向い,1本は横に細胞を巻く2鞭毛をもち,細胞膜は多数小板から成るじょうぶな殻をなしている。海産のものには急激に多数繁殖して,いわゆる赤潮となり,水産業上有害なものがある。また寒冷な地方の氷雪上に繁殖して赤雪原因となるものも知られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む