日本大百科全書(ニッポニカ) 「ギューデン」の意味・わかりやすい解説 ギューデンぎゅーでんHilde Güden(1917―1988) オーストリアのソプラノ歌手。ウィーン生まれ。同地の音楽アカデミーで学び、1939年デビュー。第二次世界大戦後はウィーン国立歌劇場、ついでメトロポリタン歌劇場に所属しつつ、世界各地の歌劇場で歌った。リヒャルト・シュトラウスの『ダフネ』『アラベラ』などの主役や、モーツァルトの『フィガロの結婚』の伯爵夫人の役で人気を得た。66年(昭和41)ベルリン・ドイツ・オペラの一員として初来日。[美山良夫] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例