ギーゼ(その他表記)Therese Giehse

改訂新版 世界大百科事典 「ギーゼ」の意味・わかりやすい解説

ギーゼ
Therese Giehse
生没年:1898-1975

ドイツの女優。どしょうぼねのある,あくの強い役柄を演じて当りをとった。1925年ミュンヘン小劇場専属となり,ファルケンベルクOtto Falckenberg(1873-1947)にきたえられた。33年チューリヒに亡命,時局風刺が売物の劇団〈こしょうひき器〉(ゴーロ・マンおよびエーリカ・マンらが中心)で活躍。37年以降,チューリヒ劇場専属となり,戦後ミュンヘン小劇場に復帰。《ビーバーの毛皮》(ハウプトマン作)のウォルフェンのおかみ,《地霊》《パンドラの箱》(ともにウェーデキント作)のルルー,《肝っ玉おっ母とその子どもたち》(ブレヒト作。初演だがブレヒトの評価は低かった),《老貴婦人の帰郷》(デュレンマット作)の女主人公などの役によって注目された。自叙伝がある。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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