ギ酸エチル(読み)ギサンエチル

化学辞典 第2版 「ギ酸エチル」の解説

ギ酸エチル
ギサンエチル
ethyl formate

C3H6O2(74.08).HCOOC2H5.濃硫酸の存在下,ギ酸エタノールエステル化すると得られる.無色の液体.沸点54 ℃.0.917.1.359.水,エタノール,有機溶媒に可溶.加水分解,引火(引火点-28 ℃)しやすいので,乾燥剤を入れて冷暗所に保存する.ホルミル化剤,殺菌殺虫剤フレーバーとして使われる.[CAS 109-94-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android