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乾燥剤 カンソウザイ

7件 の用語解説(乾燥剤の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

かんそう‐ざい〔カンサウ‐〕【乾燥剤】

水分を除去し、乾燥させるために用いる吸湿性の強い物質。塩化カルシウム濃硫酸シリカゲルなど。防湿剤。
ワニス油・ボイル油などの油脂の酸化乾燥を速めるために加える金属化合物。鉛やマンガンの酸化物など。ドライヤー

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百科事典マイペディアの解説

乾燥剤【かんそうざい】

物質から水分を除くために用いられる薬品。被乾燥物と反応せず,水と反応したり,水を吸着する性質の強いものが用いられる。シリカゲルのほか,生石灰酸化カルシウム),酸化バリウム酸化アルミニウム活性アルミナ),五酸化リン塩化カルシウム無水硫酸銅苛性ソーダ水酸化ナトリウム),濃硫酸など。
→関連項目乾燥乾燥機

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栄養・生化学辞典の解説

乾燥剤

 吸湿性の高い物質で,閉じられた空間におくと,周囲の水を吸収して湿度の低い状態にする能力をもつ物質.シリカゲル,塩化カルシウムなど.

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世界大百科事典 第2版の解説

かんそうざい【乾燥剤 desiccating agent】

物質から水分を除去するために用いられる薬品。乾燥剤自身吸湿性が強い。吸湿によって化学変化を起こすような場合を化学的乾燥剤といい,これに対し単に水を吸着するだけのもの,あるいは水のみを冷却凍結させて除く凍結乾燥剤などは,まとめて物理的乾燥剤ということもある。実験室では物質の精製その他の目的で乾燥の操作を行うことが多く,そのための乾燥剤が多く知られている。乾燥剤の性能としては,吸湿力と吸湿速度,吸湿容量などが問題にされるが,なかでも吸湿力は重要な要素である。

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大辞林 第三版の解説

かんそうざい【乾燥剤】

周囲から水分を奪い乾燥させる物質。シリカゲル・濃硫酸・塩化カルシウム・酸化カルシウム・五酸化二リンなど。
油脂系塗料の酸化乾燥を早めるために乾性油に加える鉛・マンガン・コバルトの酸化物などのこと。ドライヤー。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

乾燥剤
かんそうざい

乾燥器」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

乾燥剤
かんそうざい
desiccating agent

物質中の水分を除去するために用いられる物質をいう。乾燥剤は吸湿性の強い物質で、吸湿により化学変化をおこす場合を化学的乾燥剤といい、物理的な吸着や凍結などによるものを物理的乾燥剤という。前者には塩化カルシウム無水物、五酸化二リンなどが、後者にはシリカゲル、アルミナなどがある。乾燥剤の能力は、吸湿力(残存水分の量)、吸湿速度、吸湿容量の3因子によって比較される。また吸湿容量は一般に化学的乾燥剤のほうが大であるが、再生は物理的乾燥剤のほうが容易である。乾燥剤には、酸性、塩基性、中性のものがあり、適、不適があるので注意を要する。原則として酸性には酸性乾燥剤を、というように用いればよい。
 また、脂肪油の酸化乾燥を促進し、固体塗膜形成を容易にするために添加する金属化合物をいう場合がある(ドライヤーdrierと総称する)。コバルト、マンガン、鉛などの酸化物、脂肪酸塩(金属せっけん)、樹脂酸塩などが使用される。金属酸化物は主としてボイル油の製造に用いられる。脂肪油中の遊離脂肪酸と作用してボイル油中では金属せっけんの形となる。金属有機塩は油溶性であるから、乾性油に直接使用しうるが、またボイル油製造にも使用される。[福住一雄]

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世界大百科事典内の乾燥剤の言及

【乾燥】より

…気体の乾燥を脱湿または減湿という。湿り気体を乾燥剤と接触させて水蒸気を吸着,吸収して脱湿する。シリカゲル,活性アルミナ,モレキュラーシーブ等の水蒸気吸着剤ならびに塩化カルシウム,五酸化二リン等の水蒸気との化学的親和力の大きい物質が乾燥剤として用いられる。…

【ドライヤー】より

…一般には乾燥器(ヘアドライヤーなど)や乾燥剤(塗料,インキなどの硬化乾燥を促進させるために用いる工業薬品)のことだが,ここでは後者について述べる。乾性油,半乾性油,または不飽和結合をもつ有機材料を原料とした塗料やインキなどは,空気中で自動酸化によって分子間に橋かけ重合が起こり,三次元化して塗膜を形成する。…

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