クアンニン省(読み)クアンニン(その他表記)Quang Ninh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クアンニン省」の意味・わかりやすい解説

クアンニン〔省〕
クアンニン
Quang Ninh

ベトナム北東端の省。省都ホンガイ。北は中国と国境を接し,南東はバクボ (トンキン) 湾にのぞむ。住民にはベトナム人のほか中国系も多い。省の南部は「ホンゲイ炭」の名で世界的に有名な良質の無煙炭の産地で,幅 12kmの炭層が東のカイバウ島から西のドンチューまで約 150kmにわたって延びており,地表に近いので露天掘りも一部可能。国外からの需要も多く,カムファ港から積出され,貴重な外貨の収入源となっている。その他の特産物はニッケイ。海岸線は変化に富み,景勝地として知られるハロン湾がある。面積 5939km2。人口 84万 8200 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む