最新 地学事典 「クイックライム」の解説
クイックライム
quicklime
石灰質の岩石を無酸素状態で熱すると約900℃くらいでCaOとCO2に分解するが,前者の化合物(日本では生石灰)を指す。すでにエジプトのピラミッドや中世の城のしっくい(モルタル)などに利用。自然界では産出しない。MgOと同じ面心立方格子をもつ。一時,Ca元素とみなされたが,この溶融液の電気分解からCaの発見となった。
執筆者:進野 勇
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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