普及版 字通 の解説
11画
[字訓] おりいと・くつかざり
[説文解字]
[字形] 形声
声符は句(く)。句に巻かれるものの意がある。〔説文〕十三上に「繩(ろじょう)なり」とあり、とは布縷、縄はそれをより合わせる意。「讀みて鳩(きう)の(ごと)くす」とあるから、(糾)と声義の通ずる字であろう。これを履飾りに用いる。
[訓義]
1. おりいと、よりいと。
2. くつかざり、はなお。
3. わな、あみ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 マトフ 〔字鏡集〕 トホシ・カナシ・オホシ・マダラ・マトフ・マル・マツハル
[熟語]
▶・▶・糸▶・履▶
[下接語]
金・・・織・青・無・履
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報