…(5)発酵生地のもの イーストの発酵を利用して作る生地で,製法はパンと同じであるが,バター,卵,砂糖,牛乳を多く用いるのが特徴。洋酒入りシロップをたっぷり含ませたサバラン,王冠形の型に入れて焼くウィーンの伝統的なクグロフなどがよく知られている。(6)ビスケット生地のもの 小麦粉,バター,砂糖,卵を主材料とする生地を,絞り出したり薄くのばして型で抜いてオーブンで焼く。…
…〈ドゥルキアリウスdulciarius〉というチーズや生クリームを用いた菓子,はちみつ入りのクッキー,はちみつとヤギ乳のチーズを使った〈プラケンタplacenta〉,チーズケーキの一種である〈リブムlibum〉などが作られていた。また,ローマ末期には手のこんだレリーフ模様のある菓子型も利用され,今日の〈クグロフ〉(レーズンをまぜた発酵生地を王冠形の型に入れて焼いたケーキ)に似た形の菓子もあった。ローマ時代には製粉技術やかまどの構造も,長足の進歩をとげたことにより,製パン・製菓技術は大幅に発展したと考えられるが,まだ砂糖は知られておらず,甘味源としてははちみつや乾果が使われていた。…
※「クグロフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...