クニヤ-ウルゲンチ(読み)クニヤウルゲンチ

世界遺産詳解 「クニヤ-ウルゲンチ」の解説

クニヤウルゲンチ【クニヤ-ウルゲンチ】

2005年に登録された世界遺産(文化遺産)。ウルゲンチは中央アジアの歴史的都市で、クニヤとは「旧」という意味。トルクメニスタンの北西部、ウズベキスタンとの国境近くに位置する。旧ウルゲンチに対して、新ウルゲンチはウズベキスタンにある。クニヤ-ウルゲンチはアム・ダリヤ川南岸にあり、12~13世紀初頭に栄えたシルクロード最大の都市であった。しかし14世紀にアム・ダリヤ川の流れが変わって都市機能が弱体化し、新ウルゲンチが建設された。クニヤ-ウルゲンチには11~16世紀の史跡が残されており、最も高い建築物は60mの高さを誇るクトルグ・ティムール・ミナレットという円錐状の廟である。モスク要塞も残されているほか、貴重な美術工芸品もある。ホラズム・シャー朝期からティムール朝期の遺跡が残されていることなどが評価され、世界遺産に登録された。◇英名はKunya-Urgench

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む