クビャール・トロンポン(その他表記)Kebyar Trompong

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クビャール・トロンポン」の意味・わかりやすい解説

クビャール・トロンポン
Kebyar Trompong

インドネシア,バリ島の舞踊。クビャール・ドゥドゥクともいう。クビャールは「稲妻」,トロンポンは金属楽器名,ドゥドゥクは「足を組んですわる」の意味。 1920年頃,北バリのシンガラジャで生れた。すわったままで楽器トロンポンを演奏しながら舞踊をする形態は,南バリ,タバナン出身の舞踊家イ・ニョマン・マリオの創作である。トロンポンの撥 (ばち) や扇子をメロディーに合せて器用に動かし,目や顔,手などを巧みに使い,かつ精妙に緩急の激しい動きで表現する。踊り手はすべての楽器を使いこなし,音楽の微妙な叙情性を適確に表現できなければならない。

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