せん‐す【扇子】
〘名〙 (「す」は「子」の唐宋音)
※太平記(14C後)三九「只来献の報酬とて、鞍馬十匹〈略〉
扇子
(センス)三百本、〈略〉、高麗へぞ送り被
レ著ける」
※俳諧・桜川(1674)夏二「風を出す通力えたるせんすかな〈一雪〉」 〔開元天宝遺事‐龍皮扇〕
② 結婚をいう女学生仲間の隠語。
※新時代用語辞典(1930)〈長岡規矩雄〉学生用語「扇子 女学生間で結婚のことをいふ。扇子は
末広で子孫繁栄の意味があるからである」
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扇子
扇子は、扇いで涼をとるものだけでなく、和服を着る時の必需品として使用されています。それ以外にも芸やお茶の世界など様々な分野で使われ、それぞれに形式や意味を持っています。
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世界大百科事典内の扇子の言及
【扇】より
…扇子(せんす)ともいう。扇ははじめ涼をとるためのものであったが,のちには威儀にも用いられた。…
※「扇子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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