共同通信ニュース用語解説 「クマ被害」の解説
クマ被害
環境省によると、日本に生息するのは北海道のヒグマ、本州・四国のツキノワグマの2種類で、少なくとも34都道府県で確認されている。住宅街で餌を探す「アーバンベア(都市型のクマ)」が増えた背景として、人口減少・高齢化に伴う耕作放棄地の拡大や中山間地域での人間活動の低下が指摘されている。今年は餌のドングリの凶作が重なり、被害が増えたとみられる。環境省は昨年4月、国が捕獲や調査を支援する「指定管理鳥獣」にクマを追加。今年9月には市街地でも緊急時は自治体判断で銃猟が可能になった。
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