クミク語(読み)クミクご(その他表記)Kumyk language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クミク語」の意味・わかりやすい解説

クミク語
クミクご
Kumyk language

クムク語ともいう。ロシア,カフカス地方のダゲスタン共和国中心に約 22万~23万人が話している言語カラチャイ語バルカル語などとともにチュルク諸語の北西方言 (キプチャク方言) に属する。北西カフカスの人々の間で長い間リングア・フランカとして用いられた。 1929年までアラビア文字,その後ローマ字,38年以後ロシア文字を用いて書かれ,ダゲスタン共和国で用いられる文字言語の一つである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 フランカ

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む