デジタル大辞泉 「リングアフランカ」の意味・読み・例文・類語 リングア‐フランカ(lingua franca) 《リングワフランカとも》⇒リンガフランカ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リングアフランカ」の意味・わかりやすい解説 リングア・フランカlingua franca 広い意味では,母語を異にする人々が相互理解のために習慣的に用いる言語。この意味では,どちらかの話し手の母語であっても,そうでない第3の言語であってもよい。狭い意味では,どちらの母語でもないが多くの場合両方の言語が混交し,文法が簡略になったものをいう。この意味ではピジン語ともいう。ピジン・イングリッシュがその例。ピジン語がついにはある話し手たちの母語になってしまった場合には,クレオル語と呼ばれる (→ピジン=クレオル語 ) 。リングア・フランカの名は,十字軍の時代に,レバント地方で話されたプロバンス語を中心とする共通語に由来する。植民地時代以後,世界各地に数多く成立した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報