最新 地学事典 「クムトール鉱山」の解説
クムトールこうざん
クムトール鉱山
Kumtor mine
キルギス東部,天山衝突帯の造山型金鉱床。逆断層に挟在する上部古生界の千枚岩や礫岩に4鉱体が北東方向に胚胎。鉱化帯は12kmに及ぶ。鉱石は鉱染状または細脈状。90%の金粒子は黄鉄鉱に含まれ,残りは金テルル化物として存在。アルバイト,セリサイト,黄鉄鉱,炭酸塩変質を伴う。1978年発見,1997年採掘開始。2019年までに129Mt(金品位3.9ɡ/t)の鉱石が生産された。鉱化作用は約285Ma。
執筆者:渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

