クリサンセマム・パルドーサム(その他表記)Chrysanthemum paludosum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

クリサンセマム・パルドーサム
Chrysanthemum paludosum

キク科一年草で,北アフリカ原産。草丈 15~20cm。株張りがよく,根元から分枝してこんもりと茂る。深い鋸歯のある深緑色の葉が互生し,茎頂に 3cmほどの頭状花を単生する。芯花は黄色く,辺花は純白色。`ノースポール'をはじめ,一回り大きい`スノーランド'などの品種早春から初夏にかけての代表的な花苗として大量に流通する。日当りのよい環境を好み,普通秋まきして育てる。多少の霜では枯れることはないが,マイナス3℃を下回ると地上部が枯れ込む。こぼれ種からも育つほどじょうぶで,ときにはアスファルト割れ目で開花することもある。気温が 20℃をこえると生育が衰える。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む