現代外国人名録2016 の解説
クリストフ エッシェンバッハ
Christoph Eschenbach
- 職業・肩書
- 指揮者,ピアニスト 元パリ管弦楽団音楽監督,元フィラデルフィア管弦楽団音楽監督
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1940年2月20日
- 出生地
- ブレスラウ(ポーランド・ブロツラフ)
- 学歴
- ケルン音楽大学,ハンブルク音楽大学
- 勲章褒章
- レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章〔2002年〕
- 受賞
- スタインウェー・コンクール優勝〔1952年〕,ミュンヘン国際音楽コンクール特別賞〔1956年〕,ミュンヘン国際音楽コンクール第2位(1位なし)〔1962年〕,クララ・ハスキル国際ピアノコンクール第1位〔1965年〕,レナード・バインスタイン賞〔1993年〕
- 経歴
- 両親の死後エッシェンバッハ家の養子となり、8歳からピアノを学んだ。1950年ハンブルクに移り、エリーツァ・ハンゼンに師事。’53年アーヘンに移り、ケルン音楽大学でハンス・シュミットに学んだ。’59年からハンブルク音楽大学で再びハンゼンに師事。ハンブルクのスタインウェー・コンクール優勝以来入賞多数。国内外で活動し、’67年米国でもデビュー。一方ジョージ・セル、ウイルベルム・ブリュックナーらに指揮を学び、’72年ブルックナーの交響曲第3番で指揮者デビュー。’80年チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の常任、’81年ロンドン・フィル首席客員指揮者を務めた。’88年〜2000年9月ヒューストン交響楽団首席指揮者。この間、1994年〜2003年ラヴィニア音楽祭の音楽監督を兼任。また、若手の育成にも熱心で、1991〜98年札幌の教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)芸術監督、’99年から北ドイツの広域音楽祭シュレースヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭の芸術監督を務める。’98年〜2004年北ドイツ放送交響楽団(NDR)音楽監督。2000〜2010年パリ管弦楽団音楽監督、2003〜2008年フィラデルフィア管弦楽団音楽監督を歴任。1969年以来数回来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報