クリプト・カルバン派(読み)クリプト・カルバンは(その他表記)Crypto-Calvinists

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クリプト・カルバン派」の意味・わかりやすい解説

クリプト・カルバン派
クリプト・カルバンは
Crypto-Calvinists

ルター派の宗教改革者 Ph.メランヒトンの主として聖餐論に追従する人々に対する,反対の陣営からの呼称 (→聖餐論争 ) 。 1546年のルターの死後,メランヒトンはカトリックに対し柔軟な態度をとり,信仰に直接関係ない事項での妥協を認めたが,カルバン主義に対しても,すでにアウクスブルク信仰告白の 40年の改訂にみるように,聖餐に関するルターの教条主義をやわらげ,聖餐はキリストの体のしるしであるとするカルバン的解釈に道を開こうとした。このような態度に対して厳格なルター主義者を自任する M.フラキウスらは,「隠れ」 cryptoカルバン主義であると反対し,ルター主義運動は二分した。

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