クルスク・マグネティックアノーマリー

最新 地学事典 の解説

クルスク・マグネティックアノーマリー

Kursk magnetic anomaly

モスクワの南500kmにあるクルスクを中心とする北西方向にのびる長さ850km, 幅200kmの磁気異常地域で,そのまま同鉄鉱床群の名称となる。地質含鉄珪岩結晶片岩・片麻岩・石灰岩からなる原生代の変成岩類と,それを覆う古生界~新生界。鉱床は含鉄珪岩中の古期風化残留鉱床。原岩の分布に従い北東帯と南西帯の2帯がある。層状・レンズ状をなし,厚さ40~60m,最大350m。鉱石鏡鉄鉱-マータイト/マータイト-ゲーサイト/赤鉄鉱-ゲーサイト組合せの3種。総鉱量は300億t以上(Fe31%)。稼行中のYakovlevsk depositは鉱量98億t, 富鉱体の品位Fe56~63%,S0.05~0.11%,P0.14~0.31%。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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