ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クルチウス反応」の意味・わかりやすい解説 クルチウス反応クルチウスはんのうCurtius reaction カルボン酸から炭素原子数の1つ少いアミンを合成する反応。 T.クルチウスが発見した (1889) 。まずカルボン酸から酸アジドに導き,これを加熱によって転位 (クルチウス転位) させ,イソシアネートとする。このときアルコールまたは水が存在すると,ウレタンまたはジアルキル尿素が生成する。これらの生成物を加水分解してアミンに導く。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by