岩石学辞典 「クロスポルカノフの原理」の解説 クロスポルカノフの原理 ポルカノフが原理として提唱したもので,“すべての貫入岩体は全体として,一方に活動的なマグマの内因的(endogenic)な力と,一方に取り囲んでいる構造的,運動的な枠組みとの間で平衡状態を示している.すべての貫入岩体の内部構造は,マグマの結晶作用の時期と内因的な運動の時期との相互関係に支配される.同様に枠組みの同時的な運動にも制約される.”という内容である[Cloos : 1936, Polkanov : 1946]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報