化学辞典 第2版 「クロロアセトン」の解説
クロロアセトン
クロロアセトン
chloroacetone
monochloroacetone.C3H5ClO(92.53).CH2ClCOCH3.塩化カルシウムの存在下,アセトンに塩素を作用させると得られる.融点-44.5 ℃,沸点119 ℃.1.162.水,有機溶媒に易溶.長時間光に当てると着色し,重合する.催涙性で皮膚に炎症を起こす.カラー写真の発色剤,医薬品,香料に用いられる.また,殺虫剤の合成中間体でもある.[CAS 78-95-5]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報