クロロメチル化(読み)クロロメチルカ

化学辞典 第2版 「クロロメチル化」の解説

クロロメチル化
クロロメチルカ
chloromethylation

芳香族化合物に無水塩化亜鉛の存在下でホルムアルデヒドまたはその誘導体と塩化水素とを作用させ,クロロメチル基ClCH2-を導入する反応.

C6H6 + CH2O + HCl → C6H5CH2Cl + H2O

フリーデル-クラフツ反応に類似した求電子反応で,トルエンフェノールなどではパラ位に置換が起こる.脂肪族炭化水素とは反応しないが,アルコールヒドロキシ基とはO-クロロメチル化が起こり,クロロメチルエーテルを生じることがある.クロロメチル基の塩素は容易にほかの基で置換できるため,合成化学上重要な反応である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む