世界の観光地名がわかる事典 「クロンマックノイズ」の解説 クロンマックノイズ【クロンマックノイズ】Clonmacnoise アイルランドの首都ダブリン(Dublin)近郊の都市アスロン(Athlone)の近く、同国最長のシャノン川のほとりにある、聖キアラ(聖マルガリータ)ゆかりの初期キリスト教修道院の廃墟。2つの円塔と9つの聖堂、ケルティッククロス(ケルト地方独特の十字架)など、歴史的な価値が高い10~13世紀にかけての建造物が残っている。この遺跡周辺は、「カロウ」と呼ばれる湿地帯や、ピート(泥炭)、エスカー(氷河後退により残った堆積した岩くず)のアイルランド特有の地形が広がっている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報