クン・よう

普及版 字通 「クン・よう」の読み・字形・画数・意味


21画

[字音] クン
[字訓] よう

[説文解字]

[字形] 形声
声符は熏(くん)。熏は東((ふくろ)の象形)の中のものを熏蒸する形で、その方法でうす赤の色料がえられる。〔説文十四下に「ふなり」とあり、〔詩、大雅、鳧〕「尸(こうし)來(ここ)に燕することたり」の句を引く。いま詩に「熏熏」に作る。〔段注〕に「酒氣の熏するを謂ふ」とあり、酔って顔にあらわれる意。〔正字通〕に「なり」とする。

[訓義]
1. よう、ほろよい
2. におう、酒くさい。
3. 熏と通じ、熏染するをいう。そまる。

[古辞書の訓]
名義抄 サカクサシ 〔字鏡集 ヱフ・ヨフ・ヨロコブ・サカクサシ

[熟語]

[下接語]
・酒・初・小・半・微・余

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む