グィード2世(読み)グィードにせい(その他表記)Guido II; Wido II; Gui II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グィード2世」の意味・わかりやすい解説

グィード2世
グィードにせい
Guido II; Wido II; Gui II

[生]?
[没]894
カロリング朝時代のイタリア王 (在位 889~894) ,西ローマ皇帝 (在位 891~894) 。ウィドー2世とも呼ばれる。中部イタリアを支配したスポレト公であったが,西フランク王で西ローマ皇帝であったカルル3世 (肥満王) の死後,891年ローマ教皇フォルモススによって帝冠を与えられた。実質的にカルル3世の跡はアルヌルフが継いだので,形式上2人の皇帝がいた時期があったことになる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む