20世紀西洋人名事典 「グスタフチェルマーク」の解説
グスタフ チェルマーク
Gustav Tschermak
1836.4.19 - 1927.5.4
オーストリアの岩石鉱物学者。
元・ウィーン大学教授。
モラビア(チェコスロバキア)生まれ。
1868〜1906年までウィーン大学岩石学教授を務める。主としてオーストリアの鉱物学的な研究を行い、ケイ酸塩造岩鉱物の化学成分を整理した。岩石学、古生物学のほか、隕石の研究でも有名であり、1883年「隕石の顕微鏡的性質」を発表した。主著に「長石族」(1865年)などがある。1871年に「Mineralogische Mitteilungen」誌を創刊し、1878年に「Tschermaks mineralogische und petrographische Mitteilungen」に移行した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報