現代外国人名録2016 「グラハムコクソン」の解説
グラハム コクソン
Graham Coxon
- 職業・肩書
- ロック・ギタリスト
- 国籍
- 英国
- 出生地
- 西ドイツ(ドイツ)
- グループ名
- グループ名=ブラー〈blur〉
- 経歴
- 軍人であった父の赴任先の西ドイツで生まれる。12歳の頃からギターを始め、1989年デーモン・アルバーン(ボーカル,キーボード)、アレックス・ジェームス(ベース)、デーブ・ロウントゥリー(ドラムス)と4人組ロックバンドのシーモアを組み、本格的にバンド活動を開始。のちバンド名をブラーに改め、’90年フード・レコードと契約を結び、シングル「シーズ・ソー・ハイ」でデビュー。バンドではギターの他、作詞や一部の曲のボーカルも担当。’92年発表のセカンドシングル「ゼアズ・ノー・アザー・ウェイ」がチャート8位など早くから注目を集め、同年初のアルバム「レジャー」をリリース。初の全米ツアーを敢行したが、ニルヴァーナをはじめとしてグランジブームが巻き起こっていた米国での評価は芳しくなく、興行的に失敗に終わった。同年初来日。’93年自分たちのルーツである英国的なサウンドへの回帰を図り、セカンドアルバム「モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ」を制作。’94年リリースした3作目のアルバム「パークライフ」は全世界で400万枚以上のヒットを記録、オアシスらと“ブリット・ポップ”の代表格として人気を獲得した。’95年日本武道館で来日公演を行う。’97年オルタナティブ風サウンドに転じたアルバム「blur」で英国のヒットチャート1位を獲得。’98年からソロ活動を開始し、自らトランスコピック・レーベルを設立して次々と作品を発表。2003年メンバーとの確執からバンドを脱退して完全にソロに移行、2004年にはソロでフジ・ロック・フェスティバルに参加するため来日した。2009年ブラーに復帰し、2015年には12年ぶりとなるブラーのオリジナルアルバム「ザ・マジック・ウィップ」をリリース。ソロアルバムに「スカイ・イズ・トゥ・ハイ」「ザ・ゴールデン・ディー」「キス・オブ・モーニング」「ザ・スピニング・トップ」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報