グリーンブッシュ錫・タンタル鉱床(読み)グリーンブッシュすずタンタルこうしょう

最新 地学事典 の解説

グリーンブッシュすずタンタルこうしょう
グリーンブッシュ錫・タンタル鉱床

Greenbushes Sn・Ta deposit

西オーストラリアの南西端,パースの南約200kmにあるペグマタイト鉱床。Yilgarn Block南西端の変成帯を貫くペグマタイト(2,650~2,530Ma)は走向NNW-SSE,傾斜40°W, 延長3.3km, 幅230m, 傾斜延長は700mを確認。縁辺帯,巨晶アルカリ長石帯,中・粗粒アルバイト帯,中粒リチア輝石帯からなり,アルバイト帯にSn・Ta・Nb鉱物を伴う。累帯構造はあまり明瞭でない。成因分別結晶やNa交代作用ではなく,熱重力拡散のような液体分別によるとされ,Liに富む原岩の部分溶融によると考えられている。鉱床錫石を目的に1890年から地表下60mまでの風化帯を採掘,Ta-NbやLi鉱物も産出。未風化帯の鉱量は2,300万t,品位はSn0.15%,Nb2O5 0.044%,Ta2O50.06%。Li鉱の鉱量は980万t(品位Li2O 4.0%)(1992)。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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